カラダの声を聞くのを忘れてた・・・

ココロとカラダ

私がカウンセリングやセラピーを提供するにあたり大切にしているのは、相談者様が、ご自身の「ココロとカラダ」の両方にに優しさを向けられるようになっていただくことです。

悩みを解決したいときは、多くの人はココロにだけフォーカスし、何とかしようと試みます。
時には、「こんなことで悩むなんて自分は弱い人間なんじゃないか・・・」と責めることもあるかもしれませんね。

でも、私たちのココロとカラダは繋がっているので、ココロだけに目を向けても根本的な解決には至らないのです。
そのため、むしろカラダに目を向けることで癒しがぐーんと進み、問題解決につ上がるケースも非常に多いのです。

なので、できるだけ日ごろから自分のカラダの声を聞くようにしているのですが・・・
時には聞き逃してしまうこともあります・・・💦

長年、我が家の休日は暦通りの週休2日でしたが、8月から旦那さんの仕事の関係で、変則の休日となり、しかも、早朝(むしろ夜中?)に出勤することもあり、旦那さんはもちろん、私も完全に生活リズムが乱れた生活が約1か月半ほど続いていました。


そんな中、「疲れが取れない」、「熟睡できない」、「胃腸の調子が悪い」の何とも言えないカラダの不調が出てきました。
当然ながらイライラするし、何に対してもやる気も起きません。

「あれ?昨日、食べすぎた?」
「いや、それほどでも・・・」
「飲みすぎた?」
「いや、飲んだけどそこまでではない・・・」
「昼寝したから夜眠れない?」
「でも、そこまで長時間寝てないし・・・」

自分の中でいろいろ考え、行きついたのは、「更年期じゃない?」という結論です。
確かに年齢的には更年期世代なので、まったく無関係ではないのですが、ふと我に返ったときに、「これって、無理矢理、自分の中に原因を作っているんじゃない?」と思ったのです。
今ある症状と年齢だけで、決めつけていたな・・・と。

つまり、私が自問自答していたのは私の「頭の中」だけ。
「カラダはどうしたい?」を聞くのを完全に忘れていたのです。
そこで、すぐにカラダに問いかけました。
「どうしたい?」
返ってきた答えは、「ぐっすり寝たい」でした。

その日は、とにかく寝ました。
午前中に3時間、午後から2時間の昼寝。
それだけ寝ても、夜も通常の就寝時間に寝たという、「睡眠」以外何もしていない1日でした。
おかげで翌日からはすっきり。
ここ数日の不調は何だったのかと思うほどでした。

自分の周りにある情報に自分を当てはめて、決めつけてしまいがちですが、大事なのは自分のカラダが何を求めているのかなんですよね。
単純に私のカラダは睡眠を求めていたのに、私は、あれこれ別のところに原因を作ろうとしていたのです。
基本なのに、忘れていました。(ごめん💦私のカラダ)


これまでとは生活パターンが変わったことで、私のカラダはそれに慣れようと必死だったんです。
でも、そこに合わせることばかりでカラダがどうしたいのか聞いてこなかった。
その結果、不調を訴えてきたのです。

もし、私がこのままカラダの声を無視し続けていたら、今度はココロの不調も出てきたかもしれません。
改めてココロとカラダの繋がりの大切さを実感できました。


もし、今、悩みを抱えている方がいたら、ココロの問題だけにフォーカスするのではなく、ご自身のカラダの声にも耳を傾けてみてください。
もしかしたらあなたに訴えたことがあるかもしれません。

今日も一日、ココロが笑顔で過ごせますように!

杉山 つぐみ










コメント