大事なのは安心安全を感じられる場所

ココロとカラダ

ブログをご覧いただきありがとうございます。
心理カウンセラー 杉山つぐみ です。

心理カウンセラーとして教育現場やその他の場で、悩み多き若者とお話しする機会がある中で、この問題に直面しない日はないのでは・・・という問題があります。
それは、「自分は発達障害かもしれない」という生きづらさを抱えた若者たちの悩みです。


私は、医師ではないため、「発達障害」かどうか・・・・という部分には触れることはできませんが、若者が生きづらさや困り感を抱えているところには、何ができるだろうかといつも考えています。
高等学校までは、特別支援教育として、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた支援が行われるのですが、高等教育機関や職場などでは、そこまで手厚い支援が行われていない現状があります。
障害者への「合理的配慮」は義務化されているものの、これは、障害者から意思表示がされた場合には必要かつ合理的な対応をするというものなのですが、発達障害かもしれない・・・という段階で受けられるものではありません。

でも、実生活では何かしらの生きづらさを感じている・・・
例えば、
指示されたことを忘れてしまったり、
優先順位をつけて行動できなかったり、
人とのコミュニケーションが得意ではなかったり、
生きづらさや困り感は人それぞれです。
実際に、学校や職場で生活するとなったら、さまざまな辛いことにも直面しなくてはなりません。
そんな中で、私ができることは、彼らが安心して過ごせる場所、安全を感じられる場所を提供すること、そして、彼らが何に困っているのかを一緒に考えたり伝えていく方法を探すことがが私の役割だと思っています。

素の自分で過ごせる場所・・・
これが一番大事なのかな。
誰に気兼ねすることもなく、何かに萎縮することもなく、ただただ、好きな話をしながら楽しい時間を共有する・・・
このような時間を持てるということは、生きづらさを抱えているとかいないとかに関係ないかもしれません。

何かしらの生きづらさを抱えている、
みんなは普通にできていることなの自分はできないの?
そんなお悩みを抱えている時には、まずは自分が安心して過ごせる、そして、安全感じられる場所をまずは探してみませんか?

また、発達障害と混同される症状に「トラウマ」の影響があります。
もし、お一人で悩んでいるのであれば、まずは、専門家に頼ってみるものひとつかもしれません。

それでは、今日も一日、ココロもカラダも笑顔でお過ごし下さい🎵

カウンセリングオフィスSORA
    杉山つぐみ


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