コミュニケーションのすれ違いってどうして生まれるの?

ココロとカラダ

ブログをご覧いただきありがとうございます。
心理カウンセラー 杉山つぐみ です。

皆さんは、日々の人間関係の中で、「自分の気持ちを伝えるって難しい!」と
そう思ったことはありませんか?
人と関わるお仕事をされている方だけでなく、家族や身近な人とのやり取りの中でそう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

自分はそんな風に思っていなくても、伝え方ひとつで相手が違う意図で受け取ってしまったり、
思ったことがうまく伝わらなくなってしまったり・・・
誰もがそんな経験はしたことがあるのではないでしょうか?


そんな風にやりとりがうまくいかなくなる原因ってなんだと思いますか?
伝え方、選ぶ言葉、伝える時の態度・・・
原因はいろいろあるのでしょうが、根底には、「自分と相手が同じ気持ちだ」と言う前提でコミュニケーションを進めようとしてしまうことがあるかもしれません。

自分が優先させたいと思うことがあった時、相手もそれを優先させたいと思っているのか、
自分が好き(嫌い)と思うことは相手も好き(嫌い)と思っているのか、
自分が頑張りたいと思うことは相手も頑張りたいと思っているのか・・・

コミュニケーションのズレはそんなところから生じるのでしょうね。
これって、身近な人であればあるほど、「言わなくてもわかるだろう(わかってほしい)」と言う想いが強く働くので、ますます言葉足らずになるのかもしれません。


突然ですが、皆さん、『OK牧場』って聞いたことはありますか?
ガッツ石松さんのギャグでもなければ、北海道にかつてあったジンギスカン店でもありません💦

OK牧場は心理学の「交流分析」と言う理論で用いられるもので、私たちの人生の立場には、
 ・私はOK、あなたもOK
 ・私はOKじゃない、あなたはOK
 ・私はOK、あなたはOKじゃない
 ・私はOKじゃない、あなたもOKじゃない
という4つの立場があるということを表したものです。

本来、立場としては「自分も相手もOK」であることが望ましいのですが、コミュニケーションのすれ違いという視点で考えると、OKかOKじゃないか・・・という「自分」という視点しか持たないことも原因になっているのだと思います。

本当の自分の気持ちも大切ですが、同時に相手の気持ちも大切です。
そして、それを上手に伝えることがコミュニケーションのすれ違いを解決してくれる助けになっていくのです。

そんな時に、活用できるのがアサーションというコミュニケーションスキルです。
アサーションは、自分も相手も大切にする自己表現と言われており、それは、言葉だけではなく、非言語的な部分も含むコミュニケーションです。

私たちは、人との関わりにおいて、伝え方や話し合いの仕方を十分に身につけて大人になるわけではありません。
でも、スキルを使って自分の気持ちを上手に伝える、相手のことを理解できたら、コミュニケーションにもっと自信が持てそうですよね。

そんなアサーションのスキルを学べる講座を開催いたします!


詳しい内容は、こちらからもご覧いただけます。
http://nayamerukobuta.net/2024/05/08/column-seminar-2/

一緒に楽しく学んで、日頃の人間関係に役立てませんか?

それでは、今日も一日、ココロもカラダも笑顔でお過ごしください🎵

カウンセリングオフィスSORA
    杉山つぐみ

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