どうしたらいいお母さんになれるの?

ココロとカラダ

本当は怒りたくないのに、また今日も子供を怒ってしまった。
他のお母さんのようにどうして優しくできないのだろう。
本当はもっといいお母さんになりたいのに、子供が言うことを聞いてくれない。


子育て中の悩みを一人で抱えていませんか?

こんな風に悩んでいる時は、すべてが自分の責任のように感じてしまいますよね。
そして、もっと上手に子育てができたらと思い、育児書を読んではみるけれど、
その通りにいかないと、自分は「だめな母親」だと落ち込んでしまう・・・

それって、決して「子育ての仕方」が悪いわけではないのです。

子育てを困難に感じているお母さんの多くは、過去の「傷ついた自分」を癒し切れていないことが考えられます。
また、「お母さんはいつも笑顔でいなければいけない」とか、「子供を愛せないのは母親として失格」などという固定観念に縛られてしまい苦しんでいる場合が非常に多いのです。

怒っているより笑顔のお母さんのほうがいいし、無条件でわが子を愛することができたらいいけれど、
そのためには、お母さん自身が癒されなくてはいけないのです。
子育てのハウツーを学んでもうまくいかない原因はそこにあるのです。


そのことを人に相談するのはとても勇気がいります。
自分はダメな母親なのではないか・・・
そんな風に思う方もいるかもしれませんね。
あるいは、現状にいっぱいいっぱいで何を相談したらいいのかもわからないという方もいるかもしれません。
また、自分を癒すって何をしたらいいの?って思いますよね。


人には辛い時には、それを言葉にしたり、泣くという能力が備わっています。
しかし、幼いころに自分の感情を適切に表現できず、頑張ることや我慢することが「いいこと」、「当たり前のこと」として処理することを身につけてしまうことで、自分を癒すことがどうすることなのかわからなくなってしまいます。

そのため、お母さん自身が我慢しなくてもいい、頑張らなくてもいい、「安心できる場」を持つことが自分を癒していくための最初のステップになるのです。

いま、子育てに苦しんでいるお母さんがいたら、まずは「自分」を大切に扱ってあげてください。
また、自分が一番「安心」できる場に身を見つけてほしいなと思います。

子育ての悩みは、子供ではなく、自分の問題につながっているのです。
まずは自分が安心安全を感じることが大事なのです。



時には専門家のセッションを頼るのも一つの方法です。
セッションでは「話したくないことも話さなくてはいけないの?」と疑問に思ったり、抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、言いたくないことは言わなくても大丈夫です。
一人一人応じたオーダーメイドのカウンセリングやセラピーもたくさんありますので、安心して受けていただければと思います。

今日も一日、ココロが笑顔で過ごせますように。

杉山 つぐみ









そんな時こそ、専門家を頼ってほしいなと思います。
話をするのが苦手な方









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