相手の機嫌が悪いのは自分のせいと思っていませんか?

ココロとカラダ

家族や職場、あるいはママ友などの中に、機嫌の悪い人がいたときに、「もしかしたら私のせい?」と思うことはありますか?
これって、境界線が関係しているのです。


境界線については、以前もブログで書いたことがあるのですが、境界線が人間関係にどのように影響しているのかを書いてみたいと思います。

そもそも、「境界線」とは、人間関係における「線引き」のことです。
最近では、「バウンダリー」という言い方の方がなじみがあるかもしれませんね。
人には、それぞれ責任を負うべき「領域」というものがあります。
責任を負うべきものというのは、例えば、自分のカラダや気持ち、考え、時間やお金などを指します。
でも、この領域の責任が曖昧になると、当然ながら境界線も曖昧になってしまうのです。


もし、機嫌の悪い人がいたら、それを回復する責任はその人にあるのです。
それなのに、相手の機嫌をとらなくては!と思うのは相手の境界線に入りこんでいることになってしまいますよね。

でも、ほとんどの場合、その人が生まれ育った環境や経験などをもとに境界線は引かれるので、自分なりの感覚でしかありません。
もし、過去に傷ついた体験があったりすると、曖昧な境界線を引いてしまうことがあるのです。

境界線がうまく引けている時には、相手の機嫌に左右されることがなく、自分の中に安心や安全を感じながら相手とやり取りすることができるのです。
もし、相手とのやり取りが何んとなく気が重く感じたり、モヤモヤする場合には、自分を変えるのではなく、自分の境界線がしっかり引くことができているのかを考えてみるのもいいかもしれません。


また、自律神経が乱れることで、境界線がうまく引けなくなってしまうこともあります。
ココロとカラダは繋がっているため、ココロだけをどうにかしようとしても、逆に苦しくなってしまう場合もあるため、カラダからアプローチするのも一つの方法です。

境界線については、もう少し詳しく学んでみたい方のために、随時、講座の募集を行っております。
興味のある方は、ご連絡下さい。

では、今日も一日、ココロもカラダも笑顔で過ごせますように!

杉山 つぐみ

コメント