頑張ることをやめる≠諦める

ココロとカラダ

みなさん、こんにちは。
心理カウンセラー 杉山つぐみです。

今日から3月ですね。
春はすぐそこなのに、私が住んでいる地域では今朝も冷え込みました。
明日は、もっと寒くなるとか・・・
季節の変わり目のこの時期、自律神経の乱れが生じます。
皆様も、ご自愛くださいね。

さて、普段、みなさんはどんなことに頑張っていますか?
仕事かもしれないし、育児かもしれないし、あるいは資格取得に向けてかもしれません。

私が、クライエントさんとお話をしている中でいつも思うことは、みんなすごく、すごく頑張りすぎているということ・・・
そして、頑張ることをやめることに対して、ものすごく罪悪感を抱いているということです。
頑張り屋さんほどその傾向が強いかもしれません。

頑張ることをやめたら自分の存在価値がなくなってしまう・・・
頑張ることをやめたら幸せになってはいけない・・・
頑張ることをやめたら・・・

いろんな理由を見つけて、自分に負荷をかけ、頑張ってしまうんですよね。

人は誰もが「なりたい自分」を描き、そこに到達しようとしますよね。
頑張る理由はそこにあるのですが、もし、それをやめてしまったら「なりたい自分」にはなれないのでしょうか?
私はそうは思わないんですよね。
もしかしたら、時間はかかるのかもしれないけれど、自分に負荷をかけすぎず、ココロにもカラダにも優しい方法で到達できる道は必ずあると思っています。

頑張りすぎることで、心身のバランスを崩し、結果、集中して取り組めない、長期に渡り休養が必要になってしまう場合があることを考えると、ゆっくりでも、自分の心地よさを優先しながら前に進めた方がいいですよね。

もしかしたら、頑張ることをやめてしまうことは、「諦めること」と思っている方は意外に多いのかもしれません。
「頑張らない=何もしない」ではないのです。
そして、「頑張ることやめる≠諦める」ではないのです。

みなさんの中には、長年、頑張ることが当たり前として生きてこられた方がたくさんいるかと思います。
今更、頑張らない生き方なんてできないよと思う方もいるかもしれません。

でも、ちょっとだけ立ち止まって、自分のカラダの声を聞いてあげてください。
その時の自分は、心地よいと感じていますか?

心地よさを感じることは、思考や感情などココロの部分だけでどうにかできるものではありません。
カラダが感じる感覚でもあるからです。
もしかしたら、頑張りすぎている時には、胃腸の調子が悪かったり、眠れなかったり、疲れやすかったりと何しらのカラダの不調を感じている場合がよくあります。
まずは、そんな自分に気づいてあげる・・・
頑張ることをやめるための第一歩です。

なりたい自分を目指すことはすごく素敵なことです。
でも、前提として自分への優しさがなければ、本当に目指すべき自分なのかな?
そんなことをセッションの中ではお伝えしています。

頑張らずに、諦めずに、なりたい自分目指してみませんか?


それでは、今日も一日、ココロとカラダが笑顔で過ごせますように!


カウンセリングオフィスTsugumi
杉山つぐみ

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