理由がわかれば、もっと楽になれる!

ココロとカラダ

職場や学校での人間関係が苦しい、
いつも自分に自信が持てない、
将来にいつも不安がある
人の顔色ばかり気にしてしまう・・・

このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
これらは最近では「生きづらさ」として表現されることがよくありますよね。
生きづらさを抱えている方の多くは、「自分が弱い人間だから」とか、「自分はダメな人間だから」と自分にダメ出しをしてしまいます。

でも、その「生きづらさ」には理由があるとしたら・・・

ブログをお読みいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの杉山つぐみです。
私のクライエントさんのなかにも何かしらの生きづらさを感じている方はたくさんいらっしゃいます。
そして、そのほとんどの方はその原因を自分の弱さや未熟さのせいにしてしまいます。
しかし、子供の頃の「トラウマ体験」が今のあなたを生きづらくさせている場合があるのです。

トラウマとは、「個人で対処できないほどの圧倒されるような体験によってもたらされる心の傷」といわれています。
そのため、幼少期のトラウマ体験というと多くの方は、虐待や災害、事故などで心に傷を負ったときなどをイメージするかもしれません。
そのため、トラウマが生きづらさに関係していると言われても、「自分は虐待など受けていないし、事故や災害の経験なんてないからトラウマなんてない」と思われるかもしれません。
しかし、トラウマには虐待や事故など大きな傷となるトラウマだけではないのです。
家庭や学校など日常生活の中で体験した出来事が心の傷となってしまう場合もあるのです。
でも、その傷は、一見、小さな傷なので、本人も自覚していない場合もよくあります。


例えば、
*親は仕事や家事で忙しくかまってもらえなかった
*親が過干渉だっため自分の意志は尊重されなかった
*「〇年生にもなって」や「お兄ちゃん(お姉ちゃん)のくせに」と言われた
*ほかの子供と比べられた
*励ましたり褒めてほしいのに、してもらえなかった
などという体験は、家庭や学校などで、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?
これらは、虐待や体罰などとは違って、些細な出来事に過ぎないと思われがちなのですが、その心に負った小さな傷が積み重なることで、やがて生きづらさとなってその人を苦しめるようになるのです。


でも、人には生まれながらに回復力が備わっています。
過去に受けた傷、そして今の自分自身に正しい理解を向けることで、抱えている生きづらさを手放しすことも可能です。
それは過去のせいにしたり、誰かのせいにするということではなく、自分の苦しみを客観的に見つめたり気づくだけでも心の傷は小さくなっていくのです。
また、自分にとって快適なものや心地よいと感じるものをどんどん取り入れていくことも大事です。

今すぐに楽になるのは難しいかもしれませんが、少しづつ生きやすくなれるように自分に優しさを向けていけるようになるといいですね。
ちなみに、私にとっての心地よいものは・・・


綺麗な景色を見たり、にゃんズと戯れること・・・💖

小さなトラウマは誰にでもあります。
でも、それをどう扱っていくのかは自分次第です。
1人で扱うのは時には苦しい時もあるかもしれません。
そんな時は、専門家に頼るのもありかなと思います。
誰もが美容室に行く感覚で、心のメンテナンスが気軽にできるようになるといいなと思っています。

今日も一日、ココロとカラダが笑顔で過ごせますように!

杉山つぐみ

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