ココロの問題を解決したいときに、以前は、ココロにだけアプローチをする手法が主流でした。
とはいえ、ココロはカラダと違い目に見えるものではないので、捉えにくいですよね。
しかし、ココロとカラダは自律神経で繋がっていることから、ココロに何かしらの反応が起きた時には、カラダも反応しているのです。
トラウマはカラダに記憶されるとの言われており、ココロの問題を扱うには、カラダは切っても切り離せないのです。
これは「ポリヴェーガル理論」という比較的新しい理論で説明されているのですが、難しい話になるので、また別な機会でお伝えできたらと思います。
セッションの中でも「カラダの感覚に意識を向ける」ことをしてもらうのですが、なかなかカラダの感覚に意識を向けることが得意ではない方が意外と多いのです。
また、セッションのときだけカラダに意識を向けるのではなく、日ごろから自分のカラダと仲良くしていたほうが何かといいですよね。
私も、いつもいつもカラダを意識して生活しているわけはないので、学べる機会があったらいいな…と思っていました。
願いは通じるものです！
私がセッションで使っているアクセスバーズの基本的な考え方になっている「アクセスコンシャスネス」の中に、「Right Body For You」というクラスがあったのです。
内容を見た時に、「何としてもうけたい！」の一心で、先日、念願叶って2.5日の講座を受講することができました。
時分のカラダとこんなに向き合ったのは私も初めてなので、それはそれは新鮮で、衝撃的で、感動の体験でした。
生まれた時から一緒に歩んできたカラダなのに、どうれだけその存在を無視してきたのか。
それどころか、もっとこんなカラダになりたいとか、
まだ頑張れるでしょとか、
どれだけ、勝手なことを言ったりやったりしてきたのかと思うと、
「ごめんね・・・」の一言しかありません。
私たちは、辛い時、苦しい時、つい孤独を感じますよね。
誰も味方してくれない・・・
どうせ自分は独りぼっち・・・
でも、自分のカラダがあるんですよね。
カラダは自分の相棒なんです。
決して孤独ではないんです。
いつも、どんな時も、一緒に戦ってくれているし、一番の味方になってくれる存在なのです。
それに気づくか気づかないかで、問題の受け止め方、対処の仕方は全く違うということは言うまでもありません。
そんなカラダへの気づきを、日常から意識することで、もっともっと自分の問題と楽に向き合るようになりますよね。
悩みを抱えている方、
孤独を感じている方、
決して一人ではないのです。
ずーっと、どんな時も見守ってくれているカラダがあなたと一緒にいるのだということに気づいてあげてください。
そして、カラダは何をしてほしがっているのか、声を聞いてあげましょう。
今日も一日、ココロもカラダも笑顔で過ごせますように！
杉山 つぐみ
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