辛いことを話さなくても大丈夫

ココロとカラダ

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 杉山つぐみ です。

カウンセリング&セラピーに対するイメージについてのお話です。


カウンセラーをしていると、よく言われるのが、「悩みは解決したいけれど、自分のことを話すことに抵抗がある・・・」ということです。
それって、すごくわかるんですよね。
なぜなら、私も自分のことはあまり話したくないから・・・
私の場合、理由は、もちろん、辛い体験を語ることで色々思い出すのも嫌だということもありますが、何より説明するのが面倒だからなのですが・・・

カウンセラーに気持ちを吐き出すことで楽になれる・・・と一般的には言われていますよね。
もちろん、それで楽になれる方もいるのですが、楽になれない方もいます。
そのような方に、「さぁ、なんでも話してください・・・」と言っても、無理な話です。


トラウマによるフラッシュバックが強い方は、神経モードがかなり過覚醒の状態にあるため、話すことが止まらなくなってしまうことがあります。
そして、過去の傷ついた体験を追体験してしまい、さらに、調子が悪くなってしまうのです。

そんな時には、お話しするのを一度、ストップしていただく場合もありますし、話をしなくても頭の中がスッキリするセラピーを提供する場合もあります。

もし、カウンセリング&セラピーを受けたいけれど、話すことで過去の辛い体験を思い出したくないな・・・とか、話すのは抵抗があるな・・・と思う方も安心して受けられる方法があることを知っておいていただきたいなと思います。

日本人は、苦労することや頑張ること、辛い体験を乗り越えることが「美徳」と思いがちですよね。
なので、頑張って話さなくては・・・とか、辛さを乗り越えなければ楽にはなれない・・・と思っている方って意外と多いのです。

私は、カウンセリングやセラピーはクライアントさんにとっては癒しの場でってほしい、そして、もっと身近に感じてほしいなと思っています。

自分を苦しめている思考や感情、過去の傷ついた体験を手放すことで、「自分」を取り戻すことができるようになります。
すると、今の自分をより実感できるようになるので、随分と生きやすくなっていくのです。

カウンセリングやセラピーを上手に活用して私も以前に比べたらかなり生きやすいです。(現在進行形です)

そんな体験や学びもシェアしていけたらいいなと思います。


今日も一日、ココロとカラダが笑顔で過ごせますように♪

カウンセリングオフィスSORA
    杉山つぐみ







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